女戦士レッド・ソニアの活躍を描いたヒロイック・ファンタジー。監督はリチャード・フライシャー、脚本はロバート・E・ハワードの創造した登場人物を下にクライヴ・エクストン、ジョージ・マクドナルド・フレイザーが執筆。撮影はジュゼッペ・ロトゥンノ、編集はフランク・J・ユリオステ、音楽はエンニオ・モリコーネがそれぞれ担当。
監督:リチャード・フライシャー Richard Fleischer
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、ブリジット・ニールセン、サンダール・バーグマン
レッドソニア (1985)のストーリー
遠い昔、暴力と悪の支配する世界。悪の女王ゲドレン(サンダール・バーグマン)は万物を創造し支配する聖玉<タリスマン>を奪い、一層の力をつけつつあった。ゲドレンに自分の村を焼き打ちにされたレッド・ソニア(ブリジット・ニールセン)は剣の修業を積み、老師より名剣を与えられる。その日、瀕死のソニアの姉を運んできた男がいた。カリドー(アーノルド・シュワルツェネッガー)である。ゲドレンに襲われた姉は間もなく死に、ソニアは復讐のために女王の住む魔城アーカベインへと旅立つ。途中、カリドー、そして女王に滅ぼされた都の王子ターンとその家来ファルコンが加わり、目的地の城へ着いたソニアは異常な現象に出くわす。聖玉の力が増大し、大地は震え、天には稲妻が走り、その力が女王の手にもおえなくなってきたのだ。一行の助けを借りて城に潜入したソニアは、女王と対決した。ソニアは城の床が割れた瞬間に一撃し、女王と聖玉は地面の底に落ちてゆく。王子とファルコンは故郷に帰り、初めは男を寄せつけなかったソニアではあったが、今はカリドーと口づけを交わし、2人で新しく旅立ってゆくのであった。